★ 始まりは死の宣告

 第四部「ギリシャ編」がいよいよ始まりました!現地に
取材に行った作者としては、ルシファーたちの第一歩を
どの地にしようか迷いましたが、まずは神託から始めよ
うという事で、デルフィが最初の舞台となりました。
 ギリシャ神話のデルフィ(デルポイ)の神託は、本編に
もあるように、基本的にはアポロン神の神託が有名です。
ただ、デルフィはもともとテミスの聖地であり、それを後
から来たアポロンが占有して神殿を建てたという話もあ
ったので、今回はその説を採用する事にしました。
 当初、ここでの神託は「戦いの女神の神殿に行け」と
いうような、行き先を示す神託に止める予定だったので
すが、改めて神話を読み返したところ、神託とはどうも
そんなに生易しいものではない。そこで、急遽、死の宣
告に変更する事になったわけです。
 第三部の制作秘話で、「ルシファーが死んでいいのは
ここだけ」と言ったばかりなのに、早くも撤回。おかげで、
「ゼウスの息子」という、候補者が複数いる面白い展開
にはなったものの、エジプトのパターンは二度は使えな
いし、さて、この先どうなる事やら・・・・。

 
 

★ アフロディーテの誕生

 第四部も多くの新キャラ(神)が登場する予定ですが、
今回も早速、有名な三人の女神が登場しました。どう
でもいいけど、全員「ア行」なんですよね。
 アテナは「優等生」、アルテミスは「ちょっときつい子」、
アフロディーテは「ちょっと嫌なヤツ」という作者の偏見
全開の様相を呈してますが、作者は基本的にギリシャ
神話に対しては好き嫌いが激しいです。
 そんな中、「ちょっと嫌なヤツ」として描いてしまった
アフロディーテですが(いずれフォローはします)、実は
彼女の誕生については、海の泡から生まれたという説
と、ゼウスの娘であるという説があります。
 「海の泡」とはいっても、実はウラノスの切り取られた
「あるもの」から滴る「あるもの」なのですが、18禁にした
くないので、興味がある方は自分で調べてみてください。
ただ、個人的にはそちらの方が有名だと思っているの
で、今回はアフロディーテはゼウスの娘ではない事に
させていただきました。
 でも、そう考えると、こいつはウラノスの娘=クロノス
の妹という事になるので、むしろティターン神族に属す
るのでは?と思ったりもするのですが。

★ そっくりさん?

 どこかの制作秘話で、作者は女性キャラの顔のレパー
トリーが少ない、逆に言うと、男性キャラは豊富のような
言い方をしたかと思いますが、前言撤回。男性キャラの
ストックもついに底をつき始めました。
 もともと、吊り目、垂れ目、鼻の長短、口角などの組み
合わせでキャラの顔を作っていたので、ここまででほと
んど使い果たしてしまったようなのです。
 そこで、前回辺りから有名人の顔に似せる形で、キャ
ラ顔を描き分けようと試みているのですが、おかげで人
相のバリエーションも増え、どうやったら顔の違いが出
てくるのかもわかるようになってきました。
 ただ、今回は似せる事にこだわりすぎて、何度も書き
直してようやく完成したキャラがいます。おわかりでしょ
うか?自分ではかなり似ていると思っているのですが。
 とはいえ、本来は似せる事が目的ではなく、「~のよう
な感じ」で十分だったはずなので、どうせ読者には関係
ない事ですし、次からは参考程度に止めようと思います。
下手に「似せた」なんて言ってしまうと、ツッコまれますか
らね。皆さんが読んでいて「誰かに似てるな」と思ったら、
きっとそれが正解です。