★ 神々は見えているか

 この作品のように現実の世界を舞台にしていると、さす
がに何でもアリというわけには行かず、様々な矛盾が生
じる事があります。そういった矛盾を正そうとして新たな
設定が生まれ、ストーリーが面白くなった例もあるのです
が、逆に、中途半端に繕う事で、被害がさらに拡大する
可能性も否めません。
 最近、と言いますか、第三部を書き始めてから気付い
た事なのですが、現代に復活した神々は、果たして人間
たちの目に見えているのでしょうか?例えば、第二部ま
でに出てきた悪魔たちは、明らかに人間の目にも見える
存在として描かれていました。
 しかし、第三部で復活した神々はどうでしょう。現在は
観光地として賑わっている遺跡に集まって、普通にお喋
りしたり、選挙やら戦争やらをやってるとしたら、そして、
それが人間たちの目に見えてたとしたら、それこそニュ
ースどころの騒ぎではありません。
 これに対して、作者として明確な説明ができるかどう
か、いろいろ考えてみたのですが、最終的には諦めま
した。結論としては「読者のご想像にお任せします!」。
  ただ、少しだけ方向性を示すと、第一部の第一話で
「ハルマゲドンは人間たちの与り知らないところで行わ
れた」とか書いた気がするので、そんな感じで神々は
人間には感知し得ないと考えた方が、しっくり来るかも
しれません。

 
 

★ 「ア行」が多い

 今回、ベリアルがキャラクター辞典について言及してい
ましたが、改めてこの辞典をよく見ると、とにかく「ア行」
のキャラクターがやたら多い。特に、第三部に入ってから
は、ここに追加するたびに「またア行か・・・・」と思ったもの
です。実際、自分が思いつく限りでも、神話の神々や悪魔
は「ア行」が多いような気がします。
 作者としては、せっかく行別に分けたのだから、なるべく
均等に配置したいのですが、天使や神々の名前は出典が
あるだけに、勝手に変えるわけにもいきません。出来れば
少なめの「ナ行」や「ヤ行」のキャラクターを増やしたいの
ですが、そうなると、人間のオリジナルキャラを追加する時
ぐらいしかチャンスがなさそうです。今後、オリジナルキャラ
が追加されるとしたら、きっと「ナ行」か「ヤ行」の名前にな
るでしょう。
 そういう意味では、今回、ずっとブランクだった「ヤ行」に
「ヤム」が追加されたのは嬉しい限り。「ヤム」と名付けて
くれた古代の人々、どうもありがとう!