★ 女神だっていろいろ

 さて、第三部に入ってから女神が何人か登場しました
が、実は作者はそれほど女性キャラのバリエーションを
持ち合わせているわけではありません。
 男性キャラなら、年寄りでも不細工でもそれなりに魅力
的に描く事はできると思うのですが、女性キャラはビジュ
アルにもある程度魅力がないと、やっぱり見る方も描く方
も楽しくないと思うんですよね。
 なので、現実世界の様々なタイプの美人や可愛い子を
モデルに、なるべく似たような顔にならないように頑張っ
てはいるのですが、それでも絵にすると意外と美人に見
えないタイプというのがあったりして結構苦労しています。
 そこで、今回は思い切って、お婆さんとオバちゃんとい
う、これまでに描いた事のないキャラに挑戦してみました。
確かに、女神は人間の憧れの対象でもあったと思うので、
若くて美形であるに越した事はないと思いますが、逆に
人間を模した存在でもあるのだから、こういうのがいても
いいんじゃないかと。
 次のギリシャ編は美形が約束されているようなところも
あるので、こういうキャラを出せるのは今のうちかもしれ
ません。

 
 

★ ルシファーの復活場所

 今回、話を作る上で苦労したのは、復活したルシファー
をどうやってバビロニアに登場させるかという事でした。
 当初は、オリエントの冥界は繋がってるという、都合の
いい設定にもなっていた事から、ルシファーは冥界の道を
辿ってバビロニアに行くという方法を考えていたのですが、
これには問題が二つ。
 まず、ルシファーが向かおうとしているバビロニアの冥
界は、ティアマトの復活で既に行けない状態になってると
いう事。バビロニアが原初の状態に戻ったのなら、当然、
冥界もなくなっているはずですからね。
 そして、もう一つは、審判を受けたのはルシファーの魂
であって、その魂の戻るべき肉体は地上にあるという事。
で、それはどこにあるかというと、死んだ場所のエジプト
にあるわけですよね。
 では、エジプトに復活したとして、すぐにバビロニアに行
けるのか。行けません。今のルシファーは人間ですから。
でも、事態は一刻を争うし・・・・・・。というわけで、結果、
舎弟のホルス君が運んでくれたという話になったわけです。
 でも、イシスの話をするのに部外者だけじゃ説得力がな
かった気もするので、意外と連れてきて正解だったかもし
れません。