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★ 「太陽の力」でハマる!?
まず、今回ハマったのは、前回の最後にアメン・ラアが
手に入れた「太陽の力」でした。負傷した神々を全回復
させるなどという能力を、その場のノリで与えてしまった
ためにエラい目に。
セト、そしてベヒモスという強敵を控える中、神々の側
にそんな無敵な能力があったら、パワーバランスが崩れ
てしまって当然なんですね。どんな強力な攻撃も回復で
きるとしたら、セトやベヒモスがどんなに強くても膠着状
態にならざるを得ません。
とはいえ、やってしまったものは仕方がない。さんざん
頭を悩ませた挙句、実はそれほど無敵な能力ではない
のだと、セトが看破する話になったわけです。
そのせいで、逆にアメン・ラア・アテンがパッとしない感
じになってしまったのは、作者としても非常に申し訳なく
思っているのですが。
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★ ボツになった話(1)
今回はとにかくボリュームとの戦いでした。普段はどち
らかというと、ボリューム不足で悩むところなのですが、
登場人物が多いせいか、作者が決めている1シーン当た
りの行数がすぐにオーバーしてしまい、そのせいで大幅
に展開を変えた部分がいくつかありました。
その一つが、幻のルシファーVSセト戦。実は、ホルスと
セトが一戦交えた後、そのままではホルスが「快楽に震
える神」になってしまうという事で、急遽ルシファーがセト
と戦うという展開を当初は考えていたのです。
ルシファーは神ではないから大丈夫という理由に加え、
ここでマルドゥークの「人間は成長する」発言が出てきて、
ルシファーが人間ながらセトを追い詰めるという話でした。
しかし、分量的に厳しかった事と、そもそもここまでホル
スが主だった活躍をしてなかった事もあり、やはりここは
ホルスに華を持たせてあげようという事に。それに、いく
ら成長中とはいえ、人間のルシファーがいきなりセトクラ
スの神と対等に戦うのもどうかと思いまして。
その代わり、ルシファーもちょっとは勝利に貢献させた
くて、過去のアドバイスが役に立ったというエピソードを
無理やり入れてしまいましたが。
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★ ボツになった話(2)
そして、ある意味、これが一番大きなカット要素だったと
思われる、幻のルシファーVSアスタロト戦。
ベヒモスの頭上で最初の点火が失敗した後、行方不明
だったアスタロトが再び登場し、ルシファーとバトルを開始。
最後はアスタロトが発生させたガスに引火して、大爆発が
起こるという展開でした。
アスタロトの再登場は、第三部を開始した頃から頭にあ
っただけに、ここをカットするのは非常に悩んだのですが、
スフィアーの設定や両者の技のレパートリーを考えると、
アスタロトに都合よくガスを出させる流れがどうしても思
いつかなくて、分量の問題もあった事からバッサリと切り
捨てました。
アナトの「え?お姉ちゃん?」みたいなセリフまで書いて
いたんですが、アスタロトの再登場はまた別の機会に譲り
たいと思います。
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★ 快!オリエント編・完
いやあ、持てる力を出し尽くしました。とにかく、登場人
物が多すぎる!いや、もちろん自分のせいなんですが、
特に最終話、全員を一か所に集めて、それぞれに活躍
の場を与えるというのがいかに難しかったか。ダンテの
会話シーンの比ではなかったです。
いずれにしても、ブランクを埋めるべく、一気に駆け抜
けた感のあるオリエント編でしたが、いかがだったでしょ
うか。今回、最後のシーンを書き終えた時に、これまでの
冒険の数々を思い起こして、何だか知らないけれど「楽し
しかったなあ~」と思ってしまいました。作者自身も主人
公たちと一緒に冒険を楽しんでいたのかもしれません。
こんな気持ちは初めてです。
さて、次はいよいよギリシャ編です。一休みしようかと
思ったのですが、アポロンを描いたら盛り上がってきてし
まったので、意外と早くお目見えするかもしれません。
次は、オリエント編よりも馴染みのある神々が多く登場
するのではないでしょうか。引き続き応援よろしくお願い
します!
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