★ 哀!ソロモン編・完

 ほぼ一年がかりで書き上げたソロモン編も、ついに終わ
りを迎えました。完全な「悪」とは言えないソロモン王と、
どこか陽気で憎めない六芒星の面々。敵方とはいえ、彼
らが次々と舞台から消えていく様には、正直、作者も心が
痛みました。本当に描いていて楽しい連中でした。「お疲
れ様。どうもありがとう」と言いたいです。
 しかし、ソロモン王は本当に可哀想な終わり方をしまし
たが、現在も信者のいる宗教の偉人を、こんな風に扱っ
て良かったのかなと、ちょっと心苦しい気もしています。
いくら日本には信教の自由があるからと言っても、ねえ?
 でも、おかげで当初の予定とは違った良い話ができま
した。ソロモン王にこんな酷い仕打ちをした黒幕は誰なの
か?その人物に対する怒りが、今後のルシファーたちの
原動力になっていく事でしょう。
 そういう意味で、ラストにもう少しルシファーたちの今後
を示唆するシーンを加えようかとも思ったのですが、ソロ
モン王の哀しい結末の余韻を残したくてカットした次第
です。

 
 

★ シバの女王

 六芒星の中で参謀的な役割を果たしていたキメジェス。
ソロモン王を敬愛しつつも、現在の不甲斐ない姿に失望
の念を隠せなかったという葛藤がラストでわかりましたが、
実は彼、もう一つ、重要な役割を担うはずだったのです。
 彼は「アフリカの事情に精通している」という一面があり
ましたが、それに因んで、ソロモン王とシバの女王のエピ
ソードを描く予定だったのを、作者はすっかり忘れてました。
 キメジェスがソロモン王に召喚されるシーンで、アフリカ
の楽器の音が聞こえるような節を書いたのも、実は彼には
常に楽器を持たせ、その調べを聴いてソロモン王がシバの
女王への想いを語る、というシーンを描くつもりだったから
なんですよね。忘れちまったい!(笑)
 まあ、ストーリーのスリム化という意味では、削って良か
ったのかもしれませんが。

★ バエル合体!

 前回、制作秘話がなかったので、バエルの融合に関して
もここで解説しておきますね。
 バエルとベルゼブブが合体してバアル神となる。コアな
ゲーマーなら、この設定にピンと来た方もいたかもしれま
せん。そう。この展開は某有名RPG「女神○生Ⅱ」のパク
リです。(笑)
 そもそも、この作品自体、発想のきっかけが上記のゲー
ムなので、所々でその影響を受けてるのがわかるかもしれ
ません。例えば、四大天使の色のイメージとか。
 さて、この物語ではバエルとベルゼブブの融合は不完全
に終わりましたが、さすがにパクリっぱなしでは嫌なので、
本作品では三体目の合体要員を用意しました。果たして、
バアル神は復活するのでしょうか?そして、それを望む謎
の天使の正体は?

 
 

★ 第三部はいかがですか?

 第二部が終わった以上、当然、続くのは第三部。伏線も
ちゃんと張ってあるつもりですが、皆さん、まだ続きを読む
気はあるでしょうか?別にモチベーションが衰えているわけ
ではないのですが、作者もここらで新作に挑戦してみたい
という気持ちもあるものですから。
 とはいえ、何よりも皆さんの声が原動力ですので、読ん
でくれた方は是非、感想を言っていただけると助かります。
 ちなみに、第三部のタイトルは「神々の復活編」になる
予定です。「神」ではなく「神々」?それはどこの地域の?
何という?女神も続々登場するので、少し華やかになる
かもしれません。
 それでは、ここまで読んでくださってありがとうございま
した。これからも応援よろしくお願いします!